2025.9.19up
一覧
#03 ツボイ塗工 坪井 邦夫様
「若者に伝えていきたい『塗装の奥深さ』」
「若者に伝えていきたい『塗装の奥深さ』」
そう語るのはツボイ塗工の2代目坪井さん。目黒区で創業47年。100%代表直接施工外壁塗装店。関西ペイントリフォームサミットプラチナ参画店・東京理事も務める坪井さんへインタビュー。
Profile
坪井 邦夫 (Tsuboi Kunio)
塗装歴28年。
父への親孝行をきっかけに、塗装業をスタート。
─ 塗装業を始めたきっかけを教えてください。
坪井さん
きっかけは、うちの親父が元々創業したこの塗装業を継ぐことでした。
ツボイ塗工の2代目なのですが、父への親孝行のために始めたというのが本当のきっかけです。幼い頃から『お前は後を継ぐんだろう』と期待されて育ったので、結果的にこの仕事が自分の生業になりました。
そう語るのは、塗装職人歴29年の坪井さん。
小学生の頃から現場に通っているそうで、現場歴は40年にも及ぶ。
─ 塗装へのどんなところにやりがいを感じますか?
坪井さん
お客様の喜ぶ顔。特に塗り終わった後に『塗ってよかったなぁ』と笑顔で接していただける瞬間をやりがいとしています。
と、やりがいを語ってくれました。
─ 現場で大切にしていることはありますか?
坪井さん
特に外壁塗装って10年、お客様によっては20年のスパンで塗り替える一大イベントなので、そこでベストを尽くせるように。お客様に喜んで頂けるよう心がけています。
お客様に寄り添った塗装を心がけているそうです。
─ 印象に残っている施工エピソードがあれば教えてください
坪井さん
少し変わった話ですが、ある現場で始めはご夫婦の仲がとても悪かったんです。
それが、塗装の色について話しているうちに、だんだんと仲が戻ってきて、最終的にはお二人でよく手を振ってくれたことが、僕の中で一番面白かったエピソードとして心に残っています。
塗装を通してコミュニケーションが生まれたという、心温まるエピソードを教えてくれました。
─ 得意な塗装はありますか?
坪井さん
“Zウォール”という外断熱工法の材料を使った塗装が得意です。コテを使ってテクスチャーをつけ、模様を出す塗り方が一番得意ですね。
実は坪井さんは、スーパー湿式外断熱工法Zウォールデザインペイント開発者。建物を弄ることなく、塗装で最大の効果が発揮できる湿式外断熱工法です。
─ お休みの日は何をして過ごされていますか?
坪井さん
実は休みの日もずっと現場のことを考えてしまうのですが(笑)。
実際には海を眺めに行ったり、ドライブに行くのが趣味なので、それを楽しみにして頑張っています。
─ 大塚刷毛のお気に入り商品はありますか?
坪井さん
目の前にある“さげっと”がかなり好きです。
これが僕の中では今一番ですね。元々ローラー用として開発された製品ではあるのですが、私は刷毛を入れて刷毛塗りの時にぶら下げて使ったりもします。コロコロ転がらないので、その安定感も気に入っているポイントです。
実は坪井さんがインスタのストーリーで投稿した、ある一言がきっかけで売れた商品があるんです。
坪井さん
「取っ手を長くしてほしい」という投稿をしたのがきっかけなんです。
ローラーバケット亜鉛鉄板製は坪井さんのお声で改良・大ヒットにつながった商品。
使いづらさの原因を“持ち手の短さ”であることをご丁寧に解説頂き、皆様の意見を汲みながら試作品を作成。年400個ほどの販売数から、月400個も売れるヒット商品に生まれ変わりました。
この功績を称え、令和6年度 マルテープラス賞を贈呈!
今後も職人様から頂いた貴重なご意見から、より皆様に寄り添った商品開発を進めてまいります!
─ 最後に、今後の夢や目標はありますか?
坪井さん
若い世代に塗装の楽しさを伝えられたらいいなと思っています。
もう50歳を迎えて、夢というよりは、私たち塗装の仕事は大変な面も多く、中々、長く続けるのが難しい仕事です。年寄りの“老害”と言われないようにしながら(笑)、塗装の奥深さを伝えていきたいですね。
塗装への真摯な姿勢が伝わるインタビュー。お客様の笑顔を一番に考え、日々進化し続ける職人魂に感銘を受けました。
