基礎知識
【外壁塗装】下塗りにおすすめなローラー5選!
外壁塗装は、基本的に「下塗り・中塗り・上塗り」の3工程に分かれています。
下塗りとは、外壁塗装で1番初めに行う工程です。下塗りは外壁の小さなひびを補修したり、上塗りで塗布する塗料と外壁を強固に密着させるなどの大事な役割があります。
塗面や塗料に適したローラーで塗ることで、仕上りや作業性が良くなります。そこで今回は、下塗りにおすすめなローラーを紹介していきます。ローラー選びの参考としてご覧ください!
おすすめローラーの特徴
外壁の深い凸凹面は塗料が入りづらく、塗り残しが発生しやすいです。また、リシンなどの凹凸に毛がひっかかる為、ローラーが細くなりやすく、消費も激しいです。
そのため、下塗りには以下の特徴を持つローラーがオススメです。
- ・凹凸の入りやすさ
- ・耐久力
- ・膜厚
- ・価格
- ・低飛散性
これら5項目のうちどの項目を重視するかによってオススメするローラーは変わってきます。ご自身のニーズに合った最適なローラーを選んでいきましょう!
推奨ローラー5選
下塗りにおすすめのローラーは 「ピーチ」「スカーレット」「BIDANSEI」「ツイスト」 「ライム」の主に5種類あります。それぞれ特徴が異なるので比べながら見てみましょう!
ピーチ
特徴
塗料含み・吐出し性能が良いローラーです。毛丈が長いもの(20~30ミリ)を使えばしっかりとした膜厚が付きます。毛が柔らかいので押し込むことにより深い凹凸にも入り込みます。
リシンやスタッコなどの面の吹きっ放し面だと、凹凸に毛を持っていかれやすい為、毛が抜けやすく、塗料の飛散が多いです。
オススメの毛丈
20mm、25mm、30mm
スカーレット
特徴
耐久性に優れ、ヘタりにくいローラーです。毛丈が長いもの(20~30ミリ)を使えばしっかりとした膜厚が付きます。
しっかりとしたコシ感を持つ為、ピーチより深い凹凸に塗料が入りにくく、また塗料の飛散が多いです。
オススメの毛丈
20mm、25mm、30mm
BIDANSEI
特徴
粗面の塗装に特化したローラーです。毛を立たせるように作られている為、毛が短くても深い凹凸の奥までしっかり入ります。軽い転がりが持続するので、疲労感が低減されます。塗料の飛散も少なく、ある程度の耐久力があります。
他の外装ローラーと比べると、一度の塗布面積は少なくなります。
オススメの毛丈
中毛
ツイスト
特徴
マイクロファイバー繊維によって仕上り面が綺麗で、塗料の飛散も少ないローラ。
塗り始めに後れ毛の束が出る可能性がありますが、後れ毛処理と捨て塗りを行うことで、その後の抜け毛は少なくなります。他の外装ローラーと比べると、塗膜は薄くなります。
オススメの毛丈
13mm、18mm、25mm
ライム
特徴
優れた耐久性でコシ感が強く、しっかりと安定した塗り感のローラー。毛抜けが少なく、ローラーも細くなりにくいです。
他の外装ローラーと比べると、1番コシ感が強いです。
オススメの毛丈
20mm、25mm
推奨ローラー早見表
まとめ
外装用ローラーでも種類によって仕上りや作業性が変わってきます。また塗装場所との相性もあるので、それぞれのローラーの特徴を把握することで、自分に合ったローラーを選ぶことができます!